日本一の瞬間「亡くなった女房が降りてきて…」DeNA初代監督・中畑清が日本シリーズ解説で涙したわけ「こんな景色が見られるときが来たんだと」(Number Web) – Yahoo!ニュース
DeNA初代監督・中畑清が愛情をこめて語る日本シリーズ優勝。熱いぜ! photograph by Keiji Ishikawa ベイスターズが“史上最大の下剋上”を果たした日本シリーズ第6戦、中継放送席にいたDeNA初代監督・中畑清。勝利を目前にした9回に、明らかに涙声になる様子が話題になった。著書の『ベイスターズ再建録』でも中畑のロングインタビューを行ったライター・二宮氏が、あの涙の真意を直撃したNumberWebインタビュー。〈全2回の前編/後編はこちら〉 【写真】「ムキムキ裸体だぜ!」「ゼッコーチョー!」なぜこんな写真が!? ビックリすぎる現役時代のキヨシ秘蔵写真&古希の今も絶好調な様子&ベイスターズ日本シリーズ激闘のすべてを見る キヨシはこの夜、言葉を詰まらせていた。 横浜DeNAベイスターズが26年ぶりの日本一に王手を掛けて臨んだ、福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズ第6戦。11-2のまま9回表に突入し、3万3000人を超える大観衆をのみこんだハマスタに待ちに待った歓喜の瞬間が訪れようとしていた。 テレビ中継の解説席で、ちょっとした異変が起こっていた。それまで“絶口調”だったはずのDeNA初代監督である中畑清がまったく喋らなくなっていたからだ。 守護神の森原康平が柳田悠岐を三振に仕留めてゲームセット。ベンチでは三浦大輔監督がガッツポーズを繰り出し、グラウンドでは抱擁の輪が広がっていくなかでアナウンサーに促されるように中畑がやっとその口を開く。 「よくここまで成長してくれたなというのと、優勝してくれたというね、喜びですね。すごいチームになりましたね」 明らかな涙声。絞り出すように言葉を紡いだ。 あの瞬間、胸に迫った万感を、そしてチーム、選手への愛情とリスペクトが詰まっていた第6戦の解説をあらためて振り返ってもらうべく、中畑のもとを訪ねた。 ――9回表はまったく喋っていなかったですね(笑)。 中畑 (優勝が近づく)あの雰囲気があったから、自分が喋らなくても大丈夫だったでしょうよ(笑)。 ――やっぱり泣いていたのですか? 中畑 本当のことを言うと、亡くなった女房が目の前に降りてきたんだよ。この景色を見せてあげたかったなと思ったら、一気にこみ上げてきちゃってな。俺が監督のころは(優勝を)想像もしてなかったし、監督がそんなこと思っちゃいけないんだけど、それくらい割り切って戦っていたところはあったから。 ああ、こんないい景色が見られるときが来たんだという喜び、感動……いろんなものが入り混じった表現できない感情だったね。目の前で筒香(嘉智)が大舞台で打ってさ、何て言ったってあんなに不器用だったクワマン(桑原将志)が日本シリーズのMVPを獲っちゃうんだから、いろんな夢が重なった日でもあったよ。 Page 2 ――中畑さんは2015年シーズン、キャプテンに指名しています。本人の成長を促す意味があった、と以前にうかがいました。 中畑 口下手で、(リーダーシップを発揮するのは)苦手なことだったかもしれない。「僕はキャプテンできません」って言っていたくらいだったから。ならば背中で引っ張るキャプテンになればいい。キャプテンをやることで人間的にも成長したよね。2015年の春季キャンプに、日本を代表する四番バッターになるための自覚とか立ち振る舞いを学んでほしいと思って、ゴジラ(松井秀喜)に来てもらった。何を学べたかと本人に聞いたら「存在感、オーラが違います」と返してきて、いいところに気がついてくれたなって。傷だらけのローラじゃないよ、オーラだよ(笑)。 今回、勝ちたい気持ちっていうのは誰よりも強かったはず。勝てないチームにずっといて、その喜びを感じることなくアメリカに渡って、悔しい気持ちを抱いて日本に帰ってきて。チームへの思いも強いなかで、人間的に成長したアイツがああやって日本シリーズの流れのど真ん中に立って活躍できたっていうのは嬉しいことだよ。 ――2連敗からスタートして敵地で3連勝。王手を掛けてハマスタに戻ってくるシナリオはどうでしたか? 中畑 いや、考えられないよ。みんなそう思っていたでしょ。2試合終わって、ソフトバンクは日本シリーズ14連勝なんだから。もう要塞だよ。それが第3戦、東(克樹)が10安打されながらも1失点に抑えてみんなで牙城を崩したわけよ。粘って、あきらめることなく戦って。俺がベイスターズで目指した野球がそこにはあったね。15連勝を阻んだことでチームが変わった。 やっぱり素晴らしかったのは、三浦(大輔)監督の采配でしょ。ピッチャー交代のタイミングは完璧だったし、調子の良い選手を優先する起用法もズバリ当たったよね。大輔自身も開き直れたんじゃない? シーズン中はどこか重たい空気を感じたけど、CSやこの日本シリーズは動くべきところは積極的に動いて、選手たちを“あきらめないぞ”“行けるぞ”という雰囲気に持っていったからね。表情も違っていたよ。 チーム全体で戦うという空気をつくりだして、その緊張感を持続させるのは難しい。勝ち試合をつくらないと、そういうものは出てこないから。今回のベイスターズはそれができていたよね。 Number Web…
Read more美人妻がド軍イケメン野手へ捧げた“愛”「なんて素敵」 妻仲間からも届いた祝福
アウトマンはメジャー3年目の27歳…8月に長女が生まれた ドジャースのジェームズ・アウトマン外野手の妻、ダーシャ夫人は10日(日本時間11日)、自身のインスタグラムを更新。結婚2周年を報告し、チームメートの妻たちも“記念日”を祝福している。 ダーシャ夫人は「記念日おめでとう、マイラブ! 私たちはなんて素敵な生活を築いてきたのでしょうね。2年間の結婚。11年の愛。あなたと一緒に過ごした全ての瞬間は、素晴らしい冒険なのよ」と感謝を綴った。投稿には2年前にアウトマンと撮影したウェディングフォト、8月に生まれたばかりの長女と映る家族写真などをアップしている。 この投稿に、ドジャースナインの奥様たちも反応。ウィル・スミス捕手の妻カラ夫人、アレッス・ベシア投手の妻ケイラ夫人らは「Happy anniversary」とコメント。他にもクリス・テイラー外野手の妻メアリー夫人、マイケル・コペック投手の妻モーガン夫人らが「いいね」をしている。 イケメンとして注目を浴びるアウトマンは2022年にメジャーデビュー。実質1年目の2023年は151試合に出場し、打率.248、23本塁打、OPS.790の好成績で新人王投票3位に入った。しかし今季は“2年目のジンクス”に苦しみ、スタメン出場が減少。マイナー降格も味わった。外野の層が手薄なドジャースで、再び輝きを取り戻せるか注目される。
Read moreキンコン西野 最新姿にネット衝撃「ビジュアル…」「44歳?」はねトび終了から12年 – スポーツ報知
お笑いコンビ「キングコング」が11日のテレビ東京系「あちこちオードリー」(水曜・午後11時6分)に出演した。 同番組は3年ぶりの登場。前回の出演では、梶原雄太がかかりすぎて番組後半黙ってしまい、今回はその振り返りからスタート。西野亮廣は、キングコングが抱える大問題「西野いじり中の梶原の立ち回り」について語り尽くした。 キングコングといえば2001年から12年まで放送されたフジテレビ系「はねるのトびら」のレギュラーとして活躍。西野は自作の絵本「えんとつ町のプペル」がベストセラーになったほか、オンラインサロンも人気を集めるなどマルチに活躍している。44歳になった今でも変わらぬハンサム顔に、ネットは「キンコン西野さんって44歳なん?若くない?」「西野さんの美しすぎるビジュアル…」「イケメン」と衝撃。また「西野の立ち回りがさすがすぎる笑」「西野さん、お笑い番組で見るとやっぱトーク力とか高いしおもろいよなあ」の声を寄せていた。 西野は12日に自身のインスタグラムを更新し、「今日からしばらくカルガリーにいます」と報告。電車内で撮影した写真をアップし、フォロワーは「ジャパニーズハンサム」と絶賛した。
Read more松本明子 イケメン息子が超有名企業に就職「お世話になっております」父は二枚目俳優でそっくりと話題 – スポーツ報知
タレントの松本明子が11日放送のTBS系TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)に出演。長男・平井龍聖さんが有名企業に就職したことを明かした。 番組では今年の話題、流行が分かる「2024Google検索ランキング」を都道府県別に発表。長崎県の1位は「長崎スタジアムシティ」で、MCの石井亮次アナウンサーが「ジャパネットグループが運営する大型複合施設。サッカースタジアムとかホテルとかがある。これはもう、私から言わせてもらっていいですか?」と話をふり、「松本明子さんの大事な1人息子さんが、この度ジャパネットに就職しましたんで、これは関係ありますね」と長崎に本社を置く通販大手企業に松本の長男が就職したことを明かした。これに松本は「お世話になっております。それはそれは壮大な施設でございます」と認めた。 松本は1998年3月、大ヒット任侠(にんきょう)シリーズ「日本統一」などで知られる俳優・本宮泰風と結婚。本宮の実兄は原田龍二。2000年5月に長男の龍聖さんが誕生した。龍聖さんは昨年10月に日本テレビ系深夜番組「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」に出演し、テレビで初顔出し。当時は京都の大学4年生で1人暮らしをしていると明かし、松本の息子だということは「自分から言わないので、知ってる人はほとんどいない」などと説明。すっきりとした目鼻立ちが印象的で、ネット上では「お父さん似のイケメン」と話題になった。
Read more《中井美穂アナ×関谷亜矢子アナ×安藤幸代アナ》女性スポーツアナが振り返る“男性社会”での日々「素人っぽさがウケる時代」「カメラマンが私の頭を三脚代わりに…」
スポーツアナ時代の激闘の日々を振り返る(左から中井美穂アナ、関谷亜矢子アナ、安藤幸代アナ。撮影/田中智久) 今では当たり前になったスポーツ番組における女性アナウンサーたちは、プロ野球からゴルフ、駅伝まで、スポーツの“男性社会”をいかにして駆け抜けたのか。お茶の間の人気を集めた関谷亜矢子アナ(元日本テレビ)、中井美穂アナ(元フジテレビ)、安藤幸代アナ(元フジテレビ)の3人が振り返る。【司会・構成/山田美保子(放送作家)】 * * * 中井:野球のことを何も知らなかった私が『プロ野球ニュース』を担当することになったのは忘れられません。もともとスポーツ自体に興味がなかったので先輩の長野智子アナに泣きついたら、「中井は向いていると思うよ」と背中を押していただき、心が決まりました。 でも選手の顔も名前も知らなくて、スタジオでいつもご一緒していた中日の谷沢健一さんとヤクルトの大矢明彦さんを何度も間違えたり、阪急や近鉄などの監督だった西本幸雄さんに「ピッチャーマウンドって、どんな感じだったんですか?」と質問して、「俺、ピッチャーやないで」と言われたり(苦笑)。 関谷:素人っぽさがウケる時代だったんだと思います。私も同じでした。なのに『NNNニュースプラス1』や『独占!スポーツ情報』、無謀にも中継車に乗って実況を担当した『横浜国際女子駅伝』、サブアナ担当の『箱根駅伝』。全員が各大学を担当するんですが、私は筑波大学と国士舘大学の担当で、びっしりメモした取材資料を先輩アナウンサーに見せていました。それから当時は日テレが中継権を持っていた『世界陸上』も……。 中井:長嶋茂雄さんが「ヘイ、カール(・ルイス)!」と呼びかけたときですね。あれ以来の東京大会が来年開かれます。 関谷:私が球場取材で覚えているのは、ある選手から「女の人が来ると戦闘意欲が失せちゃう」と言われたことですね。原稿で選手の名前を呼び捨てにして、視聴者の方から「女性が呼び捨てにするとはなんだ」とお叱りを受けたことも。あの頃の日テレは毎日のように野球中継があったのでエピソードは尽きません。 中井:だからフジテレビはまったく対抗できずにバラエティに力を入れるようになったんですよ。
Read more阪神・椎葉が5回1安打9奪三振で無失点の快投も津田は2失策が絡み6安打6失点の乱調… 戸井の悪送球が決勝点に 【アジアWL】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
速報 “紀州のドン・ファン”元妻に無罪判決 和歌山地裁 1分前 阪神・椎葉剛投手 ■プロ野球 アジアウインターリーグ NPB RED 3ー6 台湾山林 (11日 台湾・斗六) NPB REDの先発・椎葉(阪神)は5回を69球、1安打、9奪三振で無失点の快投。だが継いだ2番手・津田(阪神)が2回2/3を6安打6失点(自責3)、戸井(阪神)の悪送球での失点が決勝点となった。 椎葉は今リーグ3度目の登板で全て先発。初登板の11月27日・台湾山林戦は5回1/3を7安打4失点(自責4)も勝ち投手。前回の4日・NPB WHITE戦は6回1/3を100球、5安打、3四球、5奪三振の1失点(自責0)と好投し中6日の登板。 椎葉は1回2死からストレートで四球、次打者に投内安打も相手の走塁ミスで無失点の立ち上がり。2回1死から四球を出し2死二塁とするが右打者マオ・インジェをスライダーで空振り三振に取り先制を許さず。 椎葉は3回を三者凡退に抑える。小笠原(DeNA)のタイムリーで1点を先制した直後の4回、右打者ロ・ウェイジェを145キロ・ストレートで空振り三振、4番の左打者チェン・ウェイシャンをスライダーで空振り三振、次打者に四球を出すが右打者ヤン・ジュンシャンをスライダーで空振り三振と4回まで7つの三振を奪う。 椎葉は5回、外野フライにスライダーとストレートで空振り三振を取り打者3人で退ける。椎葉は5回を69球、1安打、3四球、9奪三振の無失点。 NPB REDは5回に盛島(ソフトバンク)のタイムリーで1点を加える。 6回から2番手・津田も今リーグ3度目の登板。初登板の11月28日・NPB WHITE戦で先発し5回を6安打5失点(自責5)で負け投手。前回の5日・台湾山林戦は5回を3安打無失点に抑え中5日の登板。 津田は先頭打者に左安打に自身の暴投、四球で無死一・三塁のピンチを招く。ロ・ウェンジェにセンターへタイムリーを飛ばされ1ー2。さらに1死一・三塁から左打者ホ・ヘンヨウにレフトに犠飛を打たれ、2ー2の同点に追いつかれる。 大泉(ソフトバンク)のタイムリーで勝ち越した直後の7回、津田は先頭打者に左安打に二盗、自身のボークに四球で1死一・三塁とすると左打者リ・シガンに初球スクイズを決められ、3ー3の同点にされる。 さらに津田は8回1死からヒットと三内安打で一・二塁するとチェン・トンエンを遊ゴロを打ち取るが併殺を狙ったセカンド・戸井(阪神)が一塁へ悪送球、3ー4と勝ち越しを許す。 津田は次打者にも右安打を浴び降板。代わった宮崎(ソフトバンク)が四球で2死満塁とするとリー・シュンジュの一ゴロを小笠原(DeNA)が失策さらに2点を失い、3ー6となった。 津田は2回2/3を78球、6安打、3四球、3奪三振の6失点(自責3)。 ドラフト2位・椎葉は今季1軍で登板はなく、ファームで23試合(先発2)で0勝0敗、防御率4.45だった。 ドラフト6位・津田は今季1軍で登板はなく、ファームで17試合(先発8)で2勝5敗、防御率5.26だった。 TBS NEWS DIG Powered…
Read more【2024パ・リーグ回顧】ソフトバンクが圧倒的な強さで4年ぶりのV奪回、日本ハムが2年連続最下位から2位に躍進
ソフトバンクが春先から首位を独走。小久保裕紀監督は新人監督最多勝利の91勝をマークし、2位・日本ハムに13.5ゲームの大差をつけた。西武からFA移籍した山川穂高が34本塁打、99打点で2冠に。6月は月間打率.182、0本塁打とスランプに苦しんだが、小久保監督は四番から動かさなかった。7月以降は22本塁打と量産体制に。五番に近藤健介を据えた起用法も的中した。ポイントゲッターとして稼働し、打率.314で首位打者を獲得。主軸の柳田悠岐が5月末に右太腿裏の負傷で約4カ月離脱したが、柳町達、正木智也が奮闘して戦力が落ちなかった。投手陣は有原航平が14勝で最多勝に輝き、救援から先発に転向したモイネロも防御率1.88で最優秀防御率のタイトルを獲得。スチュワート・ジュニアが9勝、大関友久が8勝を挙げ、救援陣も安定していた。悔しさが残ったのは日本シリーズだ。DeNAに2連勝した後に4連敗。来年はリーグ連覇、2020年以来5年ぶりの日本一を目指す。 新庄剛志監督の下で、パ・リーグに旋風を巻き起こしたのが2位に躍進した日本ハムだ。2年連続最下位からジャンプアップしたが、決して一過性の勢いではない。新加入のレイエスが夏場以降に打棒爆発し、清宮幸太郎、万波中正、田宮裕涼、現役ドラフトで加入した水谷瞬ら成長著しい若手たちが躍動。郡司裕也、伏見寅威の活躍も光った。投手陣も自身初の最多勝に輝いた伊藤大海を筆頭に、加藤貴之、山﨑福也、金村尚真、北山亘基と強固な先発ローテーションを結成。若手の福島蓮、細野晴希、達孝太も大きな可能性を抱かせた。救援は河野竜生が34ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手賞を受賞。田中正義が20セーブ12ホールドと守護神で経験を積み、39歳左腕の宮西尚生も30試合登板で19ホールド、防御率2.10と健在ぶりをアピールした。投打で選手層が厚くなり、新庄監督の目指す攻守でスキのない野球が浸透している。機は熟した来季は頂点を狙う。 ロッテは5月中旬から4つの引き分けを挟んで11連勝を飾り、首位のソフトバンクに食らいついたが、その後は連勝と連敗を繰り返して波に乗り切れず。シーズン終盤に楽天の猛追を受け、3位を死守するので精いっぱいだった。チーム内MVPと呼べる活躍を見せたのが救援の鈴木昭汰だ。51試合登板で27ホールド、防御率0.73と圧巻の安定感だった。野手では佐藤都志也が打率.278、5本塁打、45打点で「強打の捕手」として存在感を見せると、規定打席に到達しなかったが藤原恭大が74試合出場で打率.290、髙部瑛斗が76試合出場で打率.300とチャンスメーカーとして奮闘した。対戦成績を見ると西武に21勝4敗、オリックスに16勝8敗1分と大きく勝ち越したが、ソフトバンクに8勝16敗1分、日本ハムに6勝18敗1分と苦戦した。苦手球団を作らないことが来季のポイントになる。 楽天はロッテと熾烈なCS進出争いを繰り広げたが、シーズン最後の残り10試合で1勝8敗1分と失速。3年連続4位とBクラスから抜け出せなかった。ただ、チームは発展途上で大きな可能性を抱かせる。早川隆久、藤井聖は球団の左腕で史上初のシーズン2ケタ勝利をマーク。伸び悩んでいた藤平尚真がセットアッパーで頭角を現し、先発から抑えに配置転換された則本昂大が最多セーブのタイトルを獲得した。野手陣では小郷裕哉が12球団で唯一のフルイニング出場を達成し、リーグ2位の32盗塁をマーク。辰己涼介は全試合出場で最多安打(158本)のタイトルを獲得した。村林一輝、小深田大翔の二遊間も攻守で成長を見せている。ドラフト1位で5球団が競合した宗山塁の交渉権を獲得し、新たな風が吹き込む。三木肇新監督が若手たちの能力をどう引き出すか、采配が注目される。 オリックスはリーグ4連覇を狙ったが、まさかの5位に低迷。平野佳寿、山﨑颯一郎、宇田川優希、阿部翔太、山岡泰輔ら実績十分のリリーバーたちが故障やコンディション不良で稼働しなかったのは誤算だったが、新加入の吉田輝星、古田島成龍が活躍。低迷の要因はリーグ5位の402得点とつながりを欠いた打線だ。昨年の首位打者・頓宮裕真は打率.197と最後まで本来の姿を取り戻せず、宗佑磨、杉本裕太郎、中川圭太ら主力選手たちも精彩を欠いた。広島からFA移籍した西川龍馬は打率.258、7本塁打、46打点。満足できる数字ではない。太田椋は自己最多の91試合の出場で打率.288、6本塁打、40打点と結果を残したが、故障なく規定打席に到達すればまだまだ上を目指せる。宮城大弥、森友哉、若月健矢ら経験豊富な選手を先頭に、岸田護新監督の下で王座復権を誓う。 西武は球団ワースト記録の91敗を喫し、最下位に低迷。苦戦の理由は貧打に尽きる。350得点はリーグワースト。ソフトバンクの607点より250点以上少ない。チーム打率.212、60本塁打もリーグワーストで、規定打席に到達した選手は源田壮亮と外崎修汰のみ。結果が出ない時期もスタメン起用された西川愛也、山村崇嘉、蛭間拓哉が一本立ちしなければ、得点力が上がってこない。強打が魅力のドラフト2位・渡部聖弥、1年目の村田怜音もチャンスがあるだろう。先発陣は最多奪三振のタイトルを獲得した今井達也、10勝を挙げて新人王を受賞した武内夏暉、隅田知一郎、髙橋光成、平良海馬、渡邉勇太朗と力のある投手がそろっている。不安が残るのは救援陣だ。救援防御率3.41はリーグ5位。甲斐野央、平井克典、水上由伸ら実績のある投手たちの復活がカギを握る。 【文責:週刊ベースボール】
Read more【ソフトバンク】板東湧梧、今オフ最大タイ20%減でサイン 1軍登板ゼロ→現在は「面白いように」良化 – スポーツ報知
ソフトバンクの板東湧梧投手が12日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の4000万円から800万円減の3200万円でサインした。現時点では田浦文丸投手と並び、チーム最大幅の20%ダウンとなった(金額は推定)。 今季は2年連続で開幕ローテから外れ、シーズン序盤に背中を痛めるなどした結果、ルーキーイヤーの2019年以来5年ぶりに1軍登板ゼロ。2軍でも14試合で3勝2敗、防御率3・88と不本意な成績に終わった。「来季も期待している、復活した選手を何人も見ていると言っていただいた」と交渉相手の三笠GMからエールを送られた事を明かした。 現在は大阪で「神経の伝達回路を良い方向に導く」というトレーニングを実践中。1月の自主トレも例年、和田毅さんらと行っていた長崎の「TEAM21」を離れて、大阪で行う予定だ。今季は直球の球速不足に悩んだが、方向性として間違っていたというウェートトレをリセットし、ウォーキングなどの取り組みを行うことで「面白いように感覚が良くなっている」という。「今季のMAXは145キロで、昨季は153キロ。楽観的かも知れないですが、(来季は)150キロ出るんじゃないか」と自分自身に期待していた。 今季はシーズンを通して福岡・筑後市のファーム施設で過ごした。球団への要望は酷暑対策。「水風呂の改善と、ベースボールTシャツ(練習着)が黒なので『白がいいな』と伝えました」。水風呂は多人数が入るため、氷を入れるなどの対策を行ってはいるが常に生ぬるい温度になっていたという。「循環の機能としていいものが入ったらうれしい」としたが、来年は筑後とは無縁のシーズンを送りたいところだ。
Read more見果てぬ夢|石井妙子「ウェンカムイ 死刑囚・木嶋佳苗の生痕」第18回 | 週刊文春 電子版
婚活サイトを利用した詐欺と殺人に味を占めた木嶋は、時間を置いて2度目の狩りのシーズンを迎える。自意識を肥大させ料理学校卒業後に描く自らの夢に向かって。 2012年3月2日、さいたま地裁では検事による被告人質問が行われた。午前中の審理が終わる間際、検事は声を震わせて、木嶋佳苗に問うた。いや、それは質問ではなく、独白だった。 「あなたは、あなたは、こんな目的のために……、あなたは、こんなことのために……。やめますっ、終わります」 ふたりを殺した直後、木嶋は高級料理学校ル・コルドン・ブルーの学費を納めている。 田端輝夫(仮名)を殺して製菓コース、相川幸三(仮名)を殺して製パンコースの学費を払ったのだ。 「この料理学校の学費のために人を殺したのか」。そう検事は問いかけたのだった。 ◇ 初回登録は初月300円で この続きが読めます。 有料会員になると、全ての記事が読み放題 コメント機能も使えます ※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。 source : 週刊文春 2024年12月19日号
Read more【石川柊太が千葉ロッテへ移籍】きょうのパ・リーグ【12月11日】|パ・リーグ.com|プロ野球
千葉ロッテマリーンズへの移籍が決まった石川柊太投手【写真:球団提供】 国内FA権を行使していた福岡ソフトバンク・石川柊太投手が、千葉ロッテに移籍することが発表された。石川投手は、2013年育成ドラフト1位で福岡ソフトバンクに入団。2016年に支配下登録されると、2018年には13勝をマークし、2020年には11勝で最多勝に輝く。今季は15試合に登板し、7勝2敗、防御率2.56の成績をマークしていた。なお、背番号は未定。 石川投手は千葉ロッテファンに向け、下記の通りコメントを発表。 「このたび、野球人生の次のステージを千葉ロッテマリーンズさんでスタートさせていただくことが決まりました。これまで携わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。リーグ優勝、日本一を達成し、吉井監督を胴上げし、ファンの皆さまに喜んでいただけるピッチングをする覚悟と勇気を持って戦っていきます」 また、11年在籍した福岡ソフトバンクのファンには以下のメッセージを送った。 「決まったことに関しては、まずはホッとしたというのが正直な気持ちです。福岡が大好きですし、自分を野球選手として育ててくれたのは紛れもなく福岡でありホークスであり、ファンの皆さんです。熟考を重ねるなかでそういう方々の顔が浮かんでいたのは間違いないですが、今回、移籍という決断をさせていただきました。 長いようで短いようで、内容的にはとても濃い11年間でした。応援してくださった皆さんには本当に感謝しかありません。チームは変わりますが、プロ野球というスポーツを盛り上げていくという意味では変わらず頑張っていきたいと思っていますので、あたたかく見守っていただけるとうれしいです」 ◇吉井理人監督 コメント 「前からすごいピッチャーだと思いながら、見ていました。マリーンズのローテーションの柱の一人として、大いに期待をしています。特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団をしていただけることが決まり、とてもうれしく、そして頼もしく思います」 千葉ロッテは、12月13日(金)からマリーンズオンラインストア、マリーンズストア各店舗にて、2024年の選手プレー写真を使用した「マリーンズオフィシャルカレンダー2025」の販売を開始する。 マリーンズオフィシャルカレンダー2025 概要 ・価格:1,600円(税込) ・サイズ:展開時B3サイズ 1月:藤原恭大選手、和田康士朗選手 2月:友杉篤輝選手、小川龍成選手 3月:藤岡裕大選手、中村奨吾選手 4月:小島和哉投手、種市篤暉投手 5月:ポランコ選手、ソト選手 6月:田村龍弘選手、佐藤都志也選手 7月:荻野貴司選手、角中勝也選手 8月:澤村拓一投手、鈴木昭汰投手 9月:益田直也投手、横山陸人投手 10月:岡大海選手、高部瑛斗選手 11月:安田尚憲選手、茶谷健太選手 12月:西野勇士投手、国吉佑樹投手 ※オンラインストアでは一度に複数の商品を購入した場合、最も遅いお届けの商品に合わせて発送される。 また千葉ロッテは、現役ドラフトで中日から移籍した石垣雅海選手の背番号が「43」に決まったことを発表。11日、ZOZOマリンスタジアムにて入団会見が行われていた。 ・ほぼ毎日更新中! きょうのパ・リーグ…
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