中田璃士、合計215・33点で銅メダル 初の連覇はならず 高橋星名は4位 ジュニアGPファイナル – スポーツ報知

◆フィギュアスケート ▽ジュニアGPファイナル 最終日(7日、フランス・グルノーブル) ジュニア男子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進で前回王者の中田璃士(TOKIOインカラミ)は、135・94点、合計215・33点で3位。初の大会連覇はならなかったが、2大会連続で表彰台に上がった。 冒頭の4回転トウループは耐えながらも着氷。次のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は空中で回転が抜け、単発の3回転でもミスが出た。それでもトリプルアクセルからの連続ジャンプを降りるなど、最終滑走でやり抜いた。 SP6位で初出場の高橋星名(木下アカデミー)は、142・57点、合計204・40点で4位だった。 今大会、ジュニア女子は、島田麻央(木下グループ)が、史上初の大会3連覇を達成。和田薫子(グランプリ東海ク)が銀メダル、SP3位の中井亜美(TOKIOインカラミ)が銅メダルで、日本女子が初の表彰台独占となった。

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日本被団協にノーベル平和賞 文化の視点から <上> 原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)学芸員 岡村幸宣さん

ヒロシマ、ナガサキの体験を基に核兵器廃絶を訴えてきた日本被団協に10日、ノーベル平和賞が授与される。美術や文芸などの分野から識者3人に、受賞の意義について語ってもらった。 大きな力に抵抗 丸木夫妻と重なり ―「原爆の図」を描いた丸木位里、俊夫妻はかつてノーベル平和賞にノミネートされたといわれています。今回の受賞をどう受け止めましたか。 驚いた、というのが率直な感想。真っ先に思い浮かんだのは、被爆79年目にしての実現は遅過ぎるという悔しさ。一方で、被爆の記憶が忘れ去られることにあらがう大事な一歩とも感じる。複雑な思いだ。 丸木夫妻がノミネートされたのは1995年。核廃絶運動史研究の第一人者であるニューヨーク州立大のローレンス・ウィットナー教授(当時)が推薦し、「丸木夫妻の作品ほど、戦争による死と破壊、対極の平和の必要性のイメージを強烈に表現した作品はない」と賛辞を贈った。結果的には吉報は届かなかったが、俊は「候補になっただけでも、大変光栄」と語ったそうだ。「原爆の図」に世界中から関心が寄せられ、夫妻の創作の再評価に大きな影響を与えた。 ―2015年「原爆の図」の米国展が首都ワシントン、ボストン、ニューヨークの3会場を巡回しました。現地の反応はいかがでしたか。 「幽霊」(1950年)「米兵捕虜の死」(71年)など6点を展示し、搬入から撤去までの作業に立ち合った。批判的な反響と隣り合わせの展覧会だったが、芸術のもたらす想像力は計り知れないことも実感した。 開幕日、ワシントンのアメリカン大の会場に訪れた94歳の退役軍人が忘れ難い。絵の前で崩れるように座り込み、「私たちもこの絵のようになるかもしれなかった。日本は中国で何をしたのか」と語気を強めた。意外にも翌朝、彼は再び会場に現れた。集中し、絵に向き合う様子は、声をかけるのもためらわれるほどだった。 ―丸木夫妻は「原爆の図」の「からす」(72年)で、朝鮮人被爆者の死を描きました。今回、授賞理由に朝鮮半島出身の被爆者について言及がなかったことが指摘されましたが、どう考えますか。 丸木夫妻は被害の記憶だけでなく、忘却されつつあった加害の記憶を呼び起こした。「南京大虐殺の図」(75年)では日本兵による残虐行為を描いた。「唯一の被爆国」という言葉に象徴される日本人の被害者意識を揺さぶった。 それから半世紀の今、社会は何も変わっていない。世界中に「戦争」があり、貧困、差別、偏見といったありとあらゆる暴力が人々を分断している。ひどい状況だと思う。日本被団協の受賞が、日本を含めた各国が自分にとって都合の悪い歴史を直視する機会につながることを、願わずにはいられない。 ―美術館の今後について、この機会にあらためて聞かせてください。 2人は40年近い共同制作において、人種や国境の壁を越え、最も弱い人の視点から描く、という姿勢を貫いた。「原爆の図」はこれまで世界20カ国以上を旅して回った。見る人の置かれた社会的状況によって、それぞれの「原爆の図」が存在するだろう。 現在進行形の戦争が起きている。遠い国の人々の痛みに想像力を広げる必要があり、芸術にはその無限の可能性がある。核の脅威を覆い隠そうとする大きな力に抵抗の声を上げ続けた丸木夫妻の生きざまは、日本被団協の活動に重なる。 「原爆の図丸木美術館」は、核を保有することに価値を置く現代社会について、再考するかけがえのない場所だ。ここでしか伝えられないものを守り続けていきたい。(木原由維) おかむら・ゆきのり 1974年東京都生まれ。東京造形大比較造形専攻卒、同研究科修了。2001年から現職。16年、平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞。著書に「非核芸術案内」(岩波書店)「《原爆の図》全国巡回」(新宿書房)など。 原爆の図丸木美術館 1967年、広島市安佐北区出身の水墨画家・丸木位里(01~95年)と、妻の油彩画家・俊(12年~2000年)夫妻が開館。原爆投下直後に広島入りした体験を基に夫妻が共同制作した「原爆の図」全15部のうち、第15部「長崎」を除く14部を常設展示する。「原爆の図」の展覧会を国内各地のほか、米国やドイツ・ミュンヘンなど世界各国で開催。17年、谷本清平和賞を受賞した。 (2024年12月5日朝刊掲載)

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奈良公園でKーPOP無料ライブ 県の事業費2億円超に疑問の声も

阪田隼人 仙道洸 春日野園地=奈良市 奈良公園でK―POPアーティストが出演する無料イベントを奈良県が企画していることをめぐり、県議会で異論の声があがっている。韓国との友好交流を深める狙いで、約2億7千万円の事業費が示されたが、「一過性に終わる可能性がある」などと事業の妥当性に疑問の声が上がり、最大会派「自民党・無所属の会」の賛否が割れる事態となった。 県は来年10月、K―POPアーティストなどが出演する1日限りの屋外ライブを奈良公園春日野園地(奈良市)で企画している。 県国際課によると、出演アーティストは県と友好提携を結ぶ韓国・忠清南道が調整しているとし、公表されていない。来場者は春日野園地の最大収容数である9千人規模を想定。アーティスト側の意向により、無料招待を予定しているが、県民に限定するかどうかは未定という。 県は日韓国交正常化60周年と、忠清南道との友好提携15周年を見据えた文化交流イベントとして位置づけ、「若い世代に国際的視野を広げてもらうきっかけになれば」(同課)と期待する。山下真知事が2月、忠清南道の知事と東京で協議したことがきっかけだったという。 ただ、11日にあった県議会総務警察委員会では、自民会派から「県民感情として、2億7千万円を使いなぜ一夜にして終わる祭典をするのか不自然でならない」(荻田義雄県議)と、費用対効果を疑問視する声が上がった。 会場設営費など事業費の一部を盛り込んだ補正予算案についての採決では、自民会派の2人が反対。一方、同会派の川口信県議は「アーティストとコラボして、県の魅力を発信する取り組みも検討してほしい」と求めたうえで賛成した。維新、公明、新政なら(立憲系)の計4人も賛成し、予算案は可決した。16日の本会議でも採決される。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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【全日本2歳優駿】JBC2歳優駿でJRA勢撃破のソルジャーフィルドは5枠5番…枠順確定

JBC2歳優駿を制したソルジャーフィルド 第75回全日本2歳優駿・Jpn1(11日、川崎競馬場・ダート1600メートル、11頭立て)の枠順が8日、確定した。 5頭が出走するJRA所属馬はエーデルワイス賞を制したミリアッドラヴ(牝、栗東・新谷功一厩舎、父ニューイヤーズデイ)が8枠10番、兵庫ジュニアグランプリ覇者のハッピーマン(牡、栗東・寺島良厩舎、父ダノンレジェンド)が6枠7番。6頭が参戦した地方ではJBC2歳優駿でJRA勢力を撃破したソルジャーフィルド(牡、北海道・川島洋人厩舎、父ルヴァンスレーヴ)が5枠5番に入った。枠順は以下の通り(枠番、馬番、馬名、斤量、騎手の順)。 (1)グランジョルノ 56 ライアン・ムーア (2)ジュゲムーン 56 阿部龍 (3)ウィルオレオール 56 石川倭 (4)カムイカル 56 松戸政也 (5)ソルジャーフィルド 56 小野楓馬 (6)ナチュラルライズ 56 横山武史 (7)ハッピーマン 56 坂井瑠星 (8)コパノヴィンセント 56 田辺裕信 (9)キングミニスター 56 落合玄太 (10)ミリアッドラヴ 55 西村淳也 (11)ホーリーグレイル 55 吉原寛人

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橋本環奈『おむすび』根幹の“ギャル設定”があっさり消滅危機! ヒロインをめぐる“空白期間”の長さにも疑問の声が – Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

橋本環奈 12月10日、橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』で、ヒロインが就職活動をする様子が描かれた。新たな展開に進むなか、作品の根幹のはずの“ギャル設定”が危ぶまれている。 『おむすび』は、橋本演じるギャルのヒロインが「どんな困難も明るくたくましく乗り越える」をモットーに、人々の健康を支える栄養士になっていく物語。ヒロインは福岡の糸島で青春時代を過ごし、高校卒業のタイミングで家族と神戸に引っ越し、栄養専門学校に通う。 11月18日から、専門学校に入学したヒロインの日常が描かれていたが、新たな展開が……。 【関連記事:朝ドラ『おむすび』 “奇跡のアラフォー” 女優の「出番少なすぎ問題」に残念がる声ぞくぞく】 「12月9日の放送回で、物語の時間軸が一気に1年進んだのです。2年生になったヒロインは、就職活動のため、さまざまな企業を受けます。今後は、栄養士になっていく様子が中心になると思われます」(芸能記者) ヒロインの今後の動向が注視されるなか、Xではかねてから描かれてきた“ギャル設定”の扱い方に疑問が続出している。 《朝ドラのおむすび ギャル設定いる?っていう展開になってきた》《就活のためにギャルメイクは封印、言葉使いも変えますって》《ギャル要素をあそこまで入れる必要性を感じないんだよね》と、困惑する声がX上で見受けられてしまった。 その背景に関して、前出の芸能記者は「ヒロインとギャルの距離感がチグハグなんです」と語る。 「高校入学当初、ヒロインはギャルに否定的な印象を持つ、まじめな高校生でした。ただ、ギャルグループ『博多ギャル連合(ハギャレン)』との出会いを機に、ギャルの魅力を知り、専門学校に入学して髪を明るく染めたり、派手なメイクをするようになったのです。 そのあと、ギャルを貫くことを宣言するシーンも多かったのですが、9日の放送回から始まった“就活パート”であっさりギャルメイクをやめ、言葉遣いも変えました。ここまで、まじめな高校生が明るい性格のギャルになったと思ったら、またメイクや服装を変えているのです」 9月30日の放送開始から約2カ月にわたって、ヒロインの高校時代、専門学校時代を描いてきた。ただ、たびたび説明がなされない“空白期間”も見受けられてきた。 「ヒロインは高校1年生の夏にギャルの魅力に気づき、仲間とともに青春時代を謳歌する様子が描かれると思われました。しかし、突然、途中の過程を飛ばして、ヒロインが高校1年生から3年生に進級したのです。 専門学校編も、入学から数カ月間を描いたのみで、作中で触れられない期間が長い印象を受けます。 ギャルをドラマのメインテーマに掲げながら、ヒロインがギャルとして過ごす様子があまり描かれず、就職活動を機にそうした要素が“消滅”する気配さえ漂っています。『そもそも、ギャル設定を入れる必要があったのか?』とモヤモヤする視聴者がいるのも当然でしょう」(前出・芸能記者) ギャル要素が薄れた『おむすび』は、どんな方向に転がっていくのか──。 ( SmartFLASH )

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「児童手当との二重取り」、国民民主主張の扶養控除維持に疑問の声 恒久財源必要の指摘も(産経新聞) – Yahoo!ニュース

石破茂首相に要請書を手渡す国民民主党の玉木雄一郎代表(左)=11月27日、首相官邸(春名中撮影) 10月に児童手当の支給対象を広げたことに伴う税の扶養控除の扱いが、令和7年度税制改正で焦点となってきた。国民民主党が維持を求める高校生年代(16~18歳)の扶養控除について、野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは、「児童手当との二重取りになる」として廃止すべきだとの見解を示す。扶養控除を維持するにしても、「恒久財源を確保する必要がある」と指摘する。 【ひと目でわかる】扶養控除(所得税)の仕組み 高校年代は縮小、大学年代は要件緩和か 国民民主の経済政策は「手取りを増やす」ことに主眼を置き、減税や社会保険料軽減のメニューがずらりと並ぶ。教育費の負担が重い世帯へのアピールになるだけに、高校生年代の扶養控除維持へのこだわりも強い。 一方、税収が減ることへの問題意識は薄い。年収が103万円を超えると所得税が発生する「103万円の壁」を巡る議論では財源について、一時「政府・与党側の責任だ」との姿勢を取った。手取りを増やすことによって消費が拡大し、税収が増えるとの指摘もあるが、自民党税制調査会の後藤茂之小委員長は「経済効果による増収は恒久財源にならない」と国民民主にくぎを刺す。 木内氏は政策や財政の持続可能性など、長期的な視点に立った運用を求めている。 産経新聞 ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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悠仁さま 筑波大の推薦入試を受験の裏で…宮内庁でも疑問の声上がった「受験生とは思えない」夏休み(女性自身) – Yahoo!ニュース

Copyright (C) 2024 Kobunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved. 「今は勉強をしているのがほとんどでしょうか」 11月25日、秋篠宮さまは59歳のお誕生日に先んじて臨まれた記者会見で長男・悠仁さまのご様子についてこのように述べられた。現在、高校3年生の悠仁さまは、他の同年代の学生たち同様、大学への進学を目前に控えられている。 【写真あり】ご友人たちと別れた後、物憂げな表情で歩かれる悠仁さま 「悠仁さまは昆虫の生息環境などの『自然誌』を学ぶことができる大学への進学を目標にしていると報じられてきました。進学先については、そのような学問が学べる東京大学や東京農業大学などではないかと言われ、筑波大学も有力視されてきました」(皇室担当記者) そんな中、本誌12月3日発売号では悠仁さまが筑波大学の推薦入試を受験されていたことを報じている。宮内庁関係者からの情報をもとに、受験日に大学を訪れると大学の門の前には複数のテレビ局のカメラをかまえたクルーたちが集まっていた。 11月28日と29日、2日にわたって行われた筑波大学の推薦入試(学校推薦型選抜)。悠仁さまがどの学部を受験しているのかは定かではないが、ご進学先として有望視されているのは「生命環境学群・生物学類」だ。この学群の学校推薦型選抜では、大学入学共通テストは課されず小論文と面接で合否が決まるが、推薦入試といえども、令和5年の生物学類では受験者29人に対し合格者は20人と、全員が合格できるわけではない。 前出の皇室担当記者は、この夏、筑波大学の推薦入試に挑まれる“予兆”のようなものがあったと明かす。 「悠仁さまは9月6日に18歳を迎えられました。成年式にあたってはさまざまな儀式が執り行われます。しかし、今年3月の時点で “高校3年生として学校生活を送りつつ、進学に励まれる大切な時期”ということで成年式は来年3月の高校ご卒業以降に行われると発表されました。皇室には、大学を卒業するまでは学業を優先するという不文律があるので、儀式より学業を優先するのは当然のことなのです」 だが、今夏のスケジュールは受験生の夏としては異例なものだったという。 「当初進学先の候補としては、筑波大の他にも紀子さまが東京大学も考えられているという報道もありました。しかし、東京大学の推薦入試には、筑波大学と違って大学入学共通テストで8割以上の得点が必要です。受験の天王山とも言われる高校3年生の夏の時期、当然悠仁さまも学業に励まれるのかと思ったのですが……。 悠仁さまは『全国高校総合文化祭』の開会式などに出席するため、7月31日から2日間岐阜県を訪問され、8月26日には京都で開催された『国際昆虫学会議』の開会式にも参加されたのです。受験生が追い込みをかける夏の時期に複数回地方を訪問されたことに、宮内庁内でも“受験生とは思えない”という声が上がったそうです。 直近も、共通テストまで残り2ヵ月を切るような時期にも関わらず、悠仁さまは薨去された百合子さまのお通夜や斂葬の儀に参加されていて、お忙しいのに大丈夫だろうかと心配しておりました。ですが、共通テストを受験しないということであれば、余裕があるのも説明がつきます」(前出・皇室担当記者) 合格発表は12月11日。公務のかたわら勉学に励まれてきた成果が報われることを祈るばかりだ。 女性自身 ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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「聞いたことない」2024年の流行語大賞「ふてほど」にSNSでは疑問の声 #専門家のまとめ(篠原修司) – エキスパート – Yahoo!ニュース

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門 (写真:西村尚己/アフロ) 「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に「ふてほど」が選ばれましたが、この発表を受けてSNSを中心に「聞いたことがない」と困惑し、本当に流行語なのかと疑問に思う声が上がっています。 ココがポイント 流行語大賞は「ふてほど」 トップテンに「50-50」―「裏金問題」「新紙幣」も 出典:時事ドットコム 2024/12/2(月) 流行語大賞は「ふてほど」という聞いたこともない単語に 出典:Togetter [トゥギャッター] 2024/12/2(月) 流行語年間大賞は「ふてほど」 ドラマ主演の阿部サダヲ「正直“自分たちでは一度も…」 出典:スポニチ Sponichi Annex 2024/12/3(火) 2024年の新語・流行語大賞に納得していますか?(中略)納得していない 9,542票 納得している 347票 出典:みんなの意見 – Yahoo!ニュース 2024/12/2(月) エキスパートの補足・見解 じつは筆者も「ふてほど」という言葉を聞いたことがありません。ドラマ名の『不適切にもほどがある!』は放送時にX(旧Twitter)で見かけたことがあります。 トップ10に入っている「50-50」や「Bling-Bang-Bang-Born」の方が記憶に新しく、本当に「流行語なのか?」と思ったので検索キーワードの人気度を調べる『Google トレンド』で調べてみました。 Googleトレンドによる検索キーワードの人気傾向。入力されたキーワードのなかから一番人気なものを「100」として比較できる。赤色の線が「不適切にもほどがある!」。筆者キャプチャ すると、たしかに『不適切にもほどがある!』は年間でかなりの人気だったことが分かります。記憶に新しかったキーワードは、ほとんど検索されていません(検索数と人気度が必ずしも同じわけではありませんが)。 多くの人が疑問に思ったのは、略称である「ふてほど」の方が選ばれたからでしょう。 選考委員の方々がどのような考えで略称の方を年間大賞にしたのかは分かりませんが、「ふてほど」の略称は同作の公式Xアカウントでは毎回のように使われているため、そちらを考慮したのかもしれません。 どのような事情があったにせよ、発表されたときに「え? そっちなの?」となるならまだしも、「え? 聞いたことない」と多くの人が反応してしまうようなことを続けると、流行語大賞も「オールド流行語大賞」扱いされる未来になるのかもしれません。 篠原修司 ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門 1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は [email protected]

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第9回「無理心中」は殺人なのに量刑軽くなる傾向 遺族から疑問の声も

有料記事見過ごされた児童虐待 「無理心中」をなくすには 聞き手・高橋俊成 水野智幸・法政大法科大学院教授 愛知県で2022年8月、父親(44)が妻と子2人を殺害する事件があった。名古屋地裁は今年7月、検察側の求刑通り懲役30年の判決を言い渡した。有期刑では最も重い判決だが、遺族側からは「3人を殺害したのに、刑が軽すぎる」との疑問の声が上がっている。一般に、親族間の事件や「無理心中」の要素がある事件は、同じ殺人でも量刑は軽くなる傾向があるとされる。なぜなのか。元刑事裁判官の水野智幸・法政大法科大学院教授に聞いた。 「一緒に死んでくれるか」父に姉弟は従った 「子に断る選択肢ない」 ――どのような背景があるのでしょうか。 明示はされていませんが、一番は被告人自身が愛する家族や子どもを失ったことで被告はすでにかなりの罰を受けている、との意識があるのではないでしょうか。動機や経緯の面でも、たとえば愛知の事件では妄想があったり、子どもを残していけないと思ったりと、金や恨みのためではない。間違った形ではあるが、「子への愛情」が背景にあったということになったのだと思います。 ――遺族側からは、「愛情が犯行の背景にある」との見方に否定的な意見も出ています。 「司法が無理心中を正当化す… この記事は有料記事です。残り926文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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坂本昌行主演ミュージカル「ホリデイ・イン」日本初演決定 NEWS増田貴久らキャスト解禁(モデルプレス) – Yahoo!ニュース

夢咲ねね、増田貴久、坂本昌行、柚希礼音、保坂知寿「ホリデイ・イン」メインビジュアル 【モデルプレス=2024/12/11】20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『ホリデイ・イン』の主演に決定。2025年4月1日~16日に東京・東急シアターオーブ、2025年4月22日~5月1日に大阪・SkyシアターMBSにて上演される。 【写真】NEWS増田貴久の“黄金バランス”な美腹筋 ◆「ホリデイ・イン」日本初演決定 本作は、アメリカの大手映画会社パラマウント製作で1942年にビング・クロスビー&フレッド・アステア主演で公開された映画『Holiday Inn』(邦題『スウィング・ホテル』)をもとに、2014年にコネチカットで舞台化されたミュージカル作品。翌15年セント・ルイスでの上演を経て、16年にはブロードウェイに進出。17年1月までのホリデーシーズンに合わせて上演され、ブロードウェイを熱狂させた。 音楽は、本作の『White Christmas』の作詞・作曲でアカデミー歌曲賞を受賞しハリウッドを代表する映画音楽家となったアーヴィング・バーリン氏。現在に至るまで多くの歌手によってカバーされており、誰もが耳にしたことのある名曲『White Christmas』をはじめ、『Steppin’out with My Baby』『Blue Skies』『Cheek to Cheek』『Easter Parade』など、時代を超えて愛され続けるバーリン氏の名曲と華やかなレビューシーンの数々の魅力を楽しめる。 演出・振付を務めるのはイギリス出身のビル・ディーマー氏。13年に『TOP HAT』の振付で、イギリス演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞の最優秀振付賞を受賞、18年には『FOLLIES』のリバイバル版の振付で、同じくローレンス・オリヴィエ賞最優秀振付賞にノミネートされるなど、イギリスのミュージカル界を代表する振付・演出家の1人である。 ◆坂本昌行・増田貴久らキャスト解禁 主演を務めるのは坂本。16年に出演したオフブロードウェイミュージカル『MURDER for Two』で読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞するなど、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続け、確かな演技力と歌唱力を魅せてきた坂本が、主人公ジム・ハーディを演じる。今作の演出・振付を担うビル氏とは、坂本主演で18年に上演された『TOP HAT』振付に続いて2度目のタッグ。ここで培った信頼関係を遺憾なく発揮し、日本初演となる今作を創り上げる。 ジムの親友でパフォーマーとしてのパートナーであるテッド・ハノーバーを演じるのは、NEWSとしての音楽活動をはじめ舞台・ドラマ・バラエティ番組への出演と幅広く活躍する増田貴久。2024年3月に上演された『20世紀号に乗って』を筆頭に、近年海外ミュージカルへ精力的に出演している。事務所の先輩、後輩という関係の坂本と増田は舞台では今作が初共演。それぞれに第一線で活躍し続けている2人の競演を見ることができる。 さらに、ジムと「ホリデイ・イン」で出会い惹かれあうリンダ・メーソンを柚希礼音が演じる。類まれなるダンス力・歌唱力を活かし宝塚歌劇団 星組で6年に渡りトップスターとして活躍。退団後は演技力にさらに磨 きをかけ、『マタ・ハリ』『ボディガード』『カム フロム…

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