政府 2027年春入社の就活で「オワハラ」防止徹底など要請へ | NHK

2027年春に入社する学生の就職活動について、政府はルールをまとめ、採用面接の開始は例年どおり前の年の6月以降とし、内定を出した企業が学生に就職活動を終わらせるよう強要する「オワハラ」の防止徹底などを要請することにしています。

政府は、経団連や大学の関係者と協議し、2027年春に入社する学生の就職活動のルールをまとめました。それによりますと、採用スケジュールは例年どおり、企業の説明会などの開始は前の年の3月1日以降、採用面接の開始は6月1日以降、正式な内定日は10月1日以降とするとしています。また、内定を出した企業が、学生に就職活動を終わらせるよう強要する「オワハラ」の防止を徹底すべきだとしています。さらに内定を出す際に親に確認をとる、いわゆる「オヤカク」については、内定辞退の防止を目的としないよう留意が必要だとしています。政府は、経済団体を通じて、こうしたルールの順守を企業側に要請する方針です。

三原こども政策担当大臣は「安心して就活に取り組める環境づくりが重要だ。『オワハラ』は、『オヤカク』の一部を含め、職業選択の自由を妨げる行為で、防止の徹底をお願いしたい」と話しています。

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