楽天の新入団選手発表会見が7日、仙台市内で行われ、ドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=は開幕スタメンと、新人王の獲得を目指すと誓った。ファン100人も同席する中行われた記者会見。即戦力の期待がかかるルーキーが、背番号「1」のユニホーム姿を初披露だ。「1番は大学の時につけてみたかった。この番号に似合うような選手にならないといけない」と意欲。背番1は松井裕樹(現パドレス)らが背負い、宗山で4代目となる。
会見前には本拠地・楽天モバイルなどを見学。天然芝の感覚や黒土の感触も確かめながら、遊撃の位置で試合に出場する姿をイメージした。東京六大学リーグで歴代単独7位の通算118安打を放ったアマ野球界NO1ショートは「まずは開幕スタメンを目標に。そこから1年間通して結果を残して新人王という大きなタイトルを目指してやっていきたい」と力をこめた。
三木監督は「宗山を連れていかなあかんと思っている」と2月1日から沖縄・金武町で始まる1軍春季キャンプに宗山を帯同させる方針も示唆した。首脳陣の期待に応え、ルーキーイヤーから高い目標を実現してみせる。
(太田 和樹)