日本ハム・万波中正外野手(24)が6日、北海道・北広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸8000万円(推定)から1億6500万円の提示を受けてサインした。1億円の大台に乗ったかを問われると「はい。イチ、ロク、ゴで。落合さん風に」とニンマリ。7年目シーズンでの1億円到達は、球団の高卒野手では中田翔、西川遥輝に並び最速タイとなった。
今季は136試合で打率2割5分2厘、18本塁打、60打点で打線をけん引。10月13日のCS第1ステージ・ロッテ戦(エスコンフィールド)では1点を追う9回に起死回生の同点ソロを放ち、最終S進出への望みをつないだ。守備でも2年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞。球界屈指の強肩で12球団1位の11補殺を記録した。
「Aクラスに入ってプレーオフを戦うことがどんだけいいことかを肌で感じられた」と今季を振り返り「とにかく体のポテンシャルをもっと引き出したい」と今オフのパワーアップを誓った。
野球以外にやりたいことは「インスタで行きたいご飯屋を保存しているので、そこに行きたいです。あと、ライブも行ってみたい。(歌手の)アイナ・ジ・エンドさんの」とニッコリ。1月は自主トレのため渡米を予定している。「その費用にあてようかなと思います。自分の成長のために惜しみなく使っていきたい」と語った。